麻雀プロ、団体、珍プレー集・その2

(1)他人には「目無しは動くな!」とか言っているのに、自分は目無しのピンフのみリーチ(男子の麻雀プロ)。
(2)手役を「目指して」手を遅らせたが、けっきょくリーチのみ(男子の麻雀プロ)
(3)3色同順と3色同刻、両方ねらえる配牌。しかし、3色同刻を見落としていて、けっきょくノーテン。3色「同刻」狙いならテンパイしていた。(←男子の麻雀プロ)
(4)他家は「なにか牌、とくに字牌」を止めている。αプロ3元牌を「すぱーーん」とツモ切り。βプロ「ロン32000」。
αプロ、ノータイム大三元ふりこみ。(男子の麻雀プロ)

(5)某麻雀団体は、あるフリーライターの関係出版社に脅しメールを送る。
そのくせその麻雀プロ団体は、そのフリーライターの著書をパクる。(←いまここ)
*あのやり方、あのプロ団体鉄負けだわw

麻雀プロ、第一世代の問題点、その2

前々回に、麻雀新撰組の世代が第一世代で、いまだによくない影響力を保持してるという話をした。
麻雀プロの「第一世代」は、もっと単純な負の面も持っている。
(A)自分は強いという思い込み。(B)自分と違う雀風を認めない。*麻雀プロになる前からそういうタイプが多い。(C)(A)と(B)が結合し、若手の新しい発想、打風をまったく認めない。
単独でもちょっと痛々しい様だが、麻雀プロの世界でこの負の面が象徴的に現れたことがあった。
ある麻雀の団体に、副露も抵抗無くつかうタイトルホルダーのXプロがいた。
この「Xプロ」はその麻雀プロ団体の重要なタイトル戦に出場した。その対局には審判のような人間が居て、リアルタイムでは何も問題が無いとして進行した。しかし、審判がリアルタイムで「何もいっていないのに」「後で」理由が出てきて、この麻雀プロのX氏は失格にされたのだ。
その場において、「Xプロの雀風は軽すぎる」、「あんなんでもう今回は優勝の目はないだろ、ガハハ」。
こんなことを言っている麻雀プロがいた。
雀風が軽い。つまり「軽い」という「形容詞」を使った否定。
戦略、戦術の数値的な分析がない。麻雀プロなのに軽い(からだめ)とだけ言っている。つまりはその論評をしたこの某団体のプロは、「おれはあれ嫌い」と言っているだけであった。麻雀プロなのに。実質「きらい」しか言っていない。
しかも、いわゆる「空切り」をしただけで、「このXプロはプロとして重大な不正をした」というようなことをこの麻雀プロ団体側から「対局後」にいわれ、このX氏は失格となった。
当時、某・プロ団体にいたタイトルホルダーのこの麻雀プロのX氏がこんなこと(いやがらせ、後だし失格)をされた理由は、(1)副露をする、(2)この団体の某「勉強会」(*)にあまり参加していない。
事実上このふたつだけであった。
つまりは、第一世代が、副露をする雀風が嫌いだから。
事実上これだけの理由であった。

(*)2つめの「理由」、口実である「勉強会」。実はこれとても勉強会と呼べる物ではない。それについて後日詳しく述べる


なお、たとえば将棋の世界では、通用する棋風がいろいろ変わるのはよくあることである。そして、将棋の世界では、ベテランの強豪はそういった棋風の変化の勉強もしている。
また、将棋のプロの世界では、弟子が師匠に勝つことは「恩返し」と呼ばれている。

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麻雀プロ、珍プレー集

(1)メンゼンチンイツをテンパイしているのに、テンパイにならない牌を切った(女流の麻雀プロ)
(2)チンイツで、待ちを把握できておらず、アガリ牌でないもので倒牌。チョンボ(女流の麻雀プロ)
(3)放送対局で、裸単騎待ちにして、ツモ牌を1牌だけの手牌に乗せる。毎回Tの字が形成される。(男子の麻雀プロ)
(4)「5」のカンチャン待ちの一気通貫のリーチにすぐ振り込む(男子の麻雀プロ)
(5)裏目のないピンフ1シャンテンの打牌が出来ない*打点の条件なしの場況(男子の麻雀プロ)。
(6)河についた牌を手牌に戻して、違う牌を切った(男子の麻雀プロ)。
(7)捨て牌、ツモ牌を強打して、牌が卓外に飛んでいく。それを一日で2回以上やった(男子の麻雀プロ)

麻雀プロの位置、「初期」プロの問題点

麻雀プロに相当するもののはしりは、麻雀新撰組です。
ただこれは、麻雀ブームの初期に、阿佐田哲也(あさだ・てつや)さんが個人的に集めた集団です。
テストをしたわけでもないので、これを麻雀プロと呼ぶのはすこし無理があるでしょう。
まあ、現在でもテストはしているけど、約30人受けに来て1人以外合格。女子は基本合格。そんなことやっている麻雀プロ団体もありますが。
ですので、この麻雀新撰組も、プロ棋士やプロゴルファーと同列のプロと言うことは残念ながら全く出来ません。
現在の某・麻雀プロ団体でさえ、前述のようなことをしているのですから。
けっきょく麻雀ブーム初期(1960年~1970年代)にあったのは、強いといわれていてキャラの立っている人たちの集団。
プロとして将棋やゴルフと比べれば、これは麻雀プロではありませんでした。
ただ、このころ注目されていたのは麻雀新撰組だけでしょう。
麻雀新撰組だけはスポーツ紙や週刊誌に取り上げられていました。
ただかなりの負の部分も残しました。
この世代の人たちが、麻雀プロの第一世代ということになり、この世代の人間関係が麻雀のプロの世界に濃く残りすぎることになりました。
その好例は、ある大規模麻雀大会です。
この大会には、ほとんどプロ相当の人しか出場していません。
しかしその大会で、コンビ打ち(談合)が発覚したのです。
X氏とY氏の2者のコンビ打ち、談合が認定されました。
この2人は初期の形での麻雀プロでした。(いまも「プロ」です)
押し上げることをしてもらったX氏は、Y氏の麻雀の師匠にあたる人。
このように麻雀においてはプロの間の人間関係が関係して、大会で不正が行われる。そうなってしまっています。
また、このコンビ打ち、談合に関してはその場に居もしなかった麻雀プロのZ氏が「証拠なんて無いだろ」という弁護を試みました。
みてもいないのに、当時の基準での麻雀プロのZ氏が、弁護をしようとしたのです。
これはなぜかというと、Z氏は、お金や女のことで豪快すぎて、私生活に問題が多かった。その「問題」を解決していたのがX氏だった。
麻雀プロの間での私生活の関係で、不正の弁護がなされる。
このように、初期の麻雀のプロの世界は、「第一世代」との関係で、コンビ打ちは起きる、無理な弁護(その場に「いない」、見てもいないのに弁護)は飛んでくる。
麻雀プロの世界は、そういうものになってしまっているのです。
さらには、このコンビ打ち(談合)で押しあげてもらったX氏は、いまだに影響力をもってしまっています
某・麻雀プロ団体に、凸という団体のトップがいるのですが、この凸氏は若い頃からこのX氏におべっかをつかい、よいしょをしていた人物です。
30年、全よいしょの男
この「30年、全よいしょの男」、がトップになっている某・麻雀プロ団体とは、冒頭で触れた「テストはしているけど、約30人受けに来て1人以外合格。女子は基本合格。」
これをやらかしている麻雀プロ団体です。

麻雀の歴史、醜態をさらした麻雀プロから、ゲームの世界へ

いま70歳くらいの世代では、おそらく「男子大学生のほとんどが麻雀を出来る」。これは1970年代あたりのことです。
しかし1990年くらいになると、麻雀は下火になりました。
また、競馬、パチンコ、パチスロなどは一般の雑誌などやTV番組にも出る、いってみればプロといえる人たちがけっこうでてきたのですが、麻雀についてはメディアでよく取り上げられるようなプロはほとんど出てきませんでした。
さらに同じ頃、大規模な麻雀の大会である最強戦において、プロでない片山まさゆき氏(漫画家)、佐々木氏(雀鬼会)、山田氏(雀鬼会)など、麻雀プロが多く出ている大会においてアマチュアが優勝するという現象も起きてきました。
そもそも、かつてのように大学生はほとんどの人がやっている、そんな娯楽の王者の位置から麻雀はフェードアウトしていました。それに加えて、麻雀プロがアマチュアに負ける、ということも何度もおきました。
この麻雀最強戦で負けたプロの中には、「かなりつらい立場になった」と回想している人もいます。
しかも、負けたプロを責めた麻雀プロ達は「アマチュアにだけは勝たせないようにすべきだった」、「決勝に出ていたKプロは、佐々木氏のペースを崩すために「ゆっくり」打ったりしていたが、プロは全員ああいうふうにするべきだった」。
こんなことを言っていました。
麻雀プロはただでさえ知名度、認知度がない。アマチュアに負ける。さらには、遅延行為をしてでもアマチュアにだけは勝たせてはいけなかった、そんな発言をし始めた。
こんなこともあってか、麻雀プロが関係する作品にも変化が起きていました。たとえば前出の片山まさゆき氏などは、自身の麻雀漫画において、「麻雀店のイベント大会にプロがでて、しかも4人以上出ていって、プロがだれも優勝できない」また、「麻雀プロ団体において、団体の幹部からいやがらせをされた。だから脱退せざるをえなかった元・プロがイベント大会で勝ちまくる」(「ドトッパー」)
そんな描写をしたりしていました。しかも片山まさゆき氏は、麻雀最強戦で麻雀プロたちを破って優勝しているので、それを描く資格もあるでしょう(笑)
こんな下火になってしまい、しかも麻雀プロたちは醜態をさらしている麻雀ですが、ひょなんことで風向きが変わります。
まずはアーケードゲームです。
おじさんだけがやるのとは違う、麻雀のゲームがゲームセンターに並ぶようになりました。
これによって裾野が広がりました。中高生のころ麻雀のゲームをゲームセンターでやった記憶のある人もけっこういると思います。
さらにそのすこしあとにあるCS局やBS局で麻雀プロ、麻雀の強豪として知られている俳優などが本気で対戦する番組も継続的に放送されるようになってきました。
さらに時代が進むと、ネットゲーム、スマホゲームで麻雀ゲームがそれなりの数出てきました。
すると、「人と牌をつかって麻雀をやったことはないけど、ゲームではけっこうやっているよ。」こういう人が増えてきました。